王　世豪

WANG Shihao

　イントネーションは、人の気持ちを具体化にし、会話の内容を理解するために重要な言語行為であると考えられる。この言語行為は、人が話しているときの潜在意識や気持ちを表現することができる。イントネーションの行為は言語学において非常に重要な部分として研究されているが、言語教育でそれに関する内容は少ない。その理由の1つとして、イントネーションの発生は日常会話での無意識行為で、会話の累積によって感じられる言語行為である。本研究では、音声解析により人々会話の声を分析し、言語行為中のイントネーションを視覚的に表現する。
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　イントネーションは中国語で「語気」に翻訳 されることが多い。意訳によれば、声に伴って気流が発生する解釈である。このようなイメージ から、話しているときの「気流の変化」を直接に感じることで、イントネーションの視覚化を新たに知覚することができ、音声の関連情報についても新たな認識がある。音声の入力対象は、日本語の基礎を構成する五十音図である。製作で音声に関する気流の情報を可視化するために光学現象「シュリーレン現象」を採用する。「シュリーレン現象」とは、透明な媒質の中で場所により屈折率が違うときに、その部分にしま模様やもや状の影が見える現象である。プログラミング環境を用いて音声をリアルタイムに処理した後、視覚表現を作成した。科学芸術と組み合わせて、音が空気に与える影響を表現し、イントネーションをより直感的に視覚化した。