ご挨拶

    本展「 IDD²」は、多摩美術大学大学院デザイン専攻情報デザイン領域に所属する大学院インタラクションデザインプログラムの学生有志による展覧会です。

 「IDD」とは、情報デザイン学科の英名表記「Interaction Design Department」の略称です。本展はこのインタラクションデザイン分野のメディアデザインと経験デザイン、二つのコースの大学院生の作品を含む展覧会であり、個々の作品は、美術·デザイン分野にとどまらず、工学、人類学、社会学、認知科学、言語学といった異なる学科領域と交わることにより生み出された表現の研究と制作です。
‍
   また、それぞれの作品は異なる個性を持ちつつも、同じく情報デザインを根底に表現しています。このため、IDDにはIdentity Defined、すなわち同一性というもう一つの定義が与えられます。 IDDのダブルミーニングが、今回の展示「IDD²」になっています。

　是非、会場にいらして私達の１年間ないし２年間の研究と制作の成果であるメディアデザイン、情報の可視化、UI/UX·サービスデザイン等の作品をご覧下さいますようお願いします。